趣味でピザ窯を作るということ

この記事はピザ窯工学部ピザ窯工学科の卒業論文です.

現在最新の試作窯

現在は耐火レンガで外観もそれなりに人に見せられるものになっているかなと思います. 右手前にあるPCIe x8のカードから規模感は分かると思います.
同時に2枚ピザを焼ける構造になっています. ピザは両脇を曲げた金網で直接接地しないように窯に入れます. こうすることで底が焦げないようになっています.

窯内部の台は溶岩盤で,温度は300~350℃くらいになります.

ピザ窯が満たすべき条件

実用的なピザ窯が満たすべき条件.

  • 焼ける
  • 誰でも焼ける
  • ピザが炭にならない
  • ピザにすすがつかない

また,土地とお金のスポンサーである両親に要望を聞いたところ,次のような要望が上がってきました.

  • 同時に2枚焼ける
  • 最大直径40cmのピザを焼ける
  • できれば見栄え良く

試作機たち

現在のピザ窯になるまでどのような試作機を作ったか紹介します. ピザ窯は永遠に完成することはないためすべて試作です.

試作1号 (2016.10.16)

とりあえず焼けることを目指したピザ窯. そのへんにあったブロックで壁を作り,上にトタンを置いたシンプルな構造. 窯の中全面で木材を燃やし,その上に金網を敷き,更にその上に鉄板に載せたピザを入れる. 焼き芋も焼きリンゴも同時に作れる優れモノでしたが,肝心のピザが生焼け. 窯の空間が広い上に壁に隙間もあり窯内部の温度が上がりきらなかったみたいです. 燃料はそのへんに落ちている木材です.

試作2号 (2017.02.18)

ピザを焼く空間を狭めるよう改良. 窯の上下で火を焚くことで,窯内部に煙やすすが入り込まないような改良を加えた. 窯上部はバーベキュー用の鉄板,下部は溶岩盤を使用しています. ピザは写真手前と奥から入れることができ,同時に2枚焼けます.

1枚5分程度で焼けました. この構造で問題点洗い上げのため複数回ピザを焼きました.

試作3号 (2019.01.03)

試作3号では耐火レンガを使い見栄えと耐久性を良くしました. 試作2号と同じ様に窯の上下から火を焚く構造です.

窯の下部で火を焚きますが,窯と空間をつなげ,熱が窯に入るようにしました. しかし案の定煙が窯に入り込みピザが真っ黒.

試作4号 (2019.04.06; 最新版)

(写真はこの記事の冒頭)

正直上部で火を焚くのは面倒なので,燃料として木炭を使い,煙が出ないよう改良. これにより上部で火を焚く必要がなくなったため,上部もレンガを敷き詰めました. 敷き詰めるためにL字アングルを梁として用いました.

まとめ

試作4号では満たすべきすべての条件を満たせているかと思います. 見栄えがいいかは,まぁ...

今後の課題

  • 燃料燃焼部の位置が低く燃料を焚べると腰が痛くなるため,全体的に底上げしたい.

所感

  • ピザうまい
  • 乱暴にでも熱を与えればなんとかなる
  • 頻繁に試作窯を作ると太る気がする

あとがき

一番好きなピザはゴルゴンゾーラやブルーチーズを使い,はちみつをかけて食べるピザです. ほぼ毎回2枚程度焼いています.

今回ピザ窯工学部ピザ窯工学科を卒業します. このあとピザ窯理工学院ピザ窯工学系修士課程へ進む予定です. 現在ピザ窯工学系では私の指導教員を募集中です. 焦げたピザ,生焼けのピザ,すすの付いたピザ,とても美味しいピザをたらふく食べてくれる方は是非弊学のホームページよりご応募ください.

謝辞

土地とお金のスポンサーをしてくださった両親に感謝致します. 窯の試作のたびにピザ生地を作ってくださった母親に感謝致します. 焦げたピザも生焼けのピザも食べてくださった父に感謝するとともに,体重増加の一端を担ってしまったことを謝罪致します.

カテゴリー:その他
記事作成日:2019-04-07